木賊垣
既存の中庭の生垣の下枝が物の出し入れに支障があり、下枝払いの剪定をしますと、見る側から奥が見えてしまうので、目隠しの竹垣を設置。
なぜこのように設置したかといいますと、透かし垣ではなく遮蔽垣系を設置しますと少々圧迫感を感じますので、
近くの物は大きく、遠くに行くにつれ小さく見える遠近法を利用し、実際の奥行より目の錯覚でより広く感じられるようにしました。
イメージ図
棕櫚縄でのかきつけではなく、シンプルに釘目や結束の縄が目立たなくするために、フィニッシャーネイルを使用して取り付け。
ニオイヒバの下枝払い後の反対側からの状況は竹垣で奥が見えません。
真竹の自生しない北海道では、竹垣を作ることは本州より、資材の運送費の問題等で価格が高めになりますが、やはり天然の竹垣はいいものですよね。