ドローン測量で歪のない真上からの正射投影図(オルソ画像)を作っておりますと、時に電線や電柱等も写りこみます。
この電柱なり電線のオルソの復元が結構やっかいです。

オーバーラップ少

(画像をクリックして拡大できます)

上の画像は敷地のオルソの中に電線と電柱があります。
電線は途切れた描写、電柱付近は奇妙でエラー気味の画像です。
普通に2DでステッチするだけでしたらPHOTOSHOPなど優秀なソフトの方が綺麗に繋ぎ合わせることが出来るのですが、高さの概念を持たせ3Dでステッチしていきますので電線の高さと撮影面の相違があるので一直線に繋げた電線の画像を生成するのは難しいです。
屋根などのオルソも縁がシャギーになったりする画像も目にします。

屋根1

屋根の縁がギザギザですね。

画像全体では問題ないのですが、ディテールに拘った部分まで復元するとなりますと、画像の重ね度合いを増やし、つまりオーバラップを増やして撮る写真の枚数を増加させたり、撮影面をオフセットしたりして希望の画像をキャプチャーします。

オーバーラップを増、オフセットしたオルソ画像
屋根2

オーバーラップを増やしたオルソ
オーバーラップ増

こちらも電線もつながりアーチファクトのない電柱が復元されました。
ちょっとしたTipsでこうも変わるものです。

今春からはマッピング、モデリング等UAV測量も本格稼動して参りますので、乞うご期待くださいませ。