GW終盤の張芝工事

GW終盤の昨日は帯広の気温28℃。
暑かったですね。
本日はうってかわって、涼しい曇天です。

さて、昨日の現場の様子。
長らく使っていた既存の芝生が枯れてきたので張芝の改修工事。

芝生すきとり既存の芝生をすきとる作業。

路床整地すきとり後、整地して、

客土均し良質な黒土を客土し、

客土均し整地の道具を使って丁寧に敷き均し整地。

張芝ロール状の西洋芝を一輪車で運搬して芝生の目地が揃わぬように馬踏みという張り方で。

芝生転圧芝ローラーで転圧をしっかりとかけて根の活着を促します。

潅水大切な潅水作業です。
およそ60㎡の芝面積ですが乾燥しておりまして約1時間半潅水作業を行いました。

張芝完成です。
芝を張った直後の目地が目立たぬようにリビングからの眺めで敷地の長尺方向と同じくロール芝の長尺方向を合わせると目地が目立たなくなるちょっとしたTipsです。
芝生張り方芝生の根が根付くまでは毎日たっぷりの潅水作業をして、根が活着後、数日間日照りが続き芝の表面が白っぽく乾燥気味ならお天道様任せではなく人為的に潅水作業をしましょう。
人間も喉が渇いたら水を飲む様に植物も水を欲しがりますよね!

西洋芝は乾燥が苦手なので夏場の水切れには注意が必要です。
あとまめな芝刈り作業も怠ってはいけません。
夏場の生育旺盛時は1週間に一回を目安に、刈り高も夏場はあまり短くしないほうがいいでしょう。(約4cmくらい)

短くしますと夏枯れの原因にもなりますので。

肥料は基本、施工年次は与えず翌年からの方がいいかと思います。
(十勝の黒土は栄養価も高く、また芝の根がきちんと張っいない状況では肥料焼けを誘発する可能性があるので)

あと、雨の多い時期は病気にもなりやすので注意が必要です。

翌年芝面の凹凸がでたら芝の目土をして均してあげて、所々芝の生育が思わしくないところは芝種の追播をするといいと思います。
また数年使って踏圧で土が固くなってきたら新鮮な空気や水分養分が土中に行きやすくするようにスパイク作業も行いたいですね。

芝生は手間が掛かりますが、昔からお庭のバロメーターと呼ばれるくらい、そのご家庭のお庭の管理状態が一目瞭然になりますので、是非丹精込めて育ててほしいですね。
芝生もきっとすばらしい緑になって応えてくれますよ!