北海道、春の芝生管理
今日芝生の管理について。
北海道は、ここ十勝のお庭で多く使用されているのが西洋芝です。
ケンタッキーブルーグラスという品種が主でその他に数種、混ぜお庭に使われております。
種を蒔いたり、ロール状になっている芝生を張ったりします。
芝生をしてみたけどその後の管理がわからないというかたもいらっしゃるのではないのでしょうか。
この西洋芝の特徴は夏場生育が旺盛で芝刈りを多く必要とします。また緑の発色の良さも西洋芝ならではです。
この時期のとかちの芝生の管理でやっておきたいことは、目土、追播、施肥、スパイクです。
芝生の根も老化して水分、養分の補給がしずらくなります。
目土(土、砂他をブレンドしたサラサラの土。市販されております)を入れて新しい発根を促し活性します。
また、芝生の面の凸凹を均すという目的もあります。
目土のまき方はスコップ等で蒔きちらし、クマデや竹ボウキなどで均します。
目土の厚みはだいたい5ミリ程度。
また肥料もやることで栄養補給をします。
肥料のやりかた均一にするようにしてムラのないようにし、かたまっているところは肥料やけの原因にもなりますので竹ボウキなどでちらします。
また芝生に穴あけ(エアレーション)をして固くしまった土中を通気性、水はけをよくするように穴あけ作業をします。
また部分的に芝生が淘汰された部分には目土を敷いてその上に芝種を追播し復旧させます。
著しく損傷がはげしいところはきれいに剥ぎ取りロール状の芝生でパッチをあてるように補植すれば早期に復旧します。