寒冷地でのお庭の注意点

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今時期の十勝ですと、まだ残雪が多く見受けられ、お庭・外構のプランはまだ大丈夫って感じで後回しになっていませんか?
もう、着々とプランニングは進行中ですよ!
北海道でも極寒の十勝地方では、避けて通れないのが凍害です。
冬期間特にアスファルト舗装やレンガ敷など地表面深く凍るこの地方では
凍上

凍上

この様な感じで表面が隆起し、時には車の乗り入れにも支障をきたす場合もあります。
特に昨年末の十勝地方は降雪が遅く今年1月の初旬に積雪を記録し観測史上でもかなり遅い積雪となり凍結も著しく現れています。
そこで舗装面の地下部分はより強固な地盤の上にがっちり路盤を築きその上に舗装をするのですが、ここ十勝地方では
地表面から下、およそ1.2mほど凍結するところもあります。
暖かい本州の方にこのお話をしますと、ご多分に漏れず驚かれます。

よって地面を深く掘り下げ

掘削

路床厚確認

そして床を締固めて砕石を投入
砕石投入

また、がっちり締固め
転圧

転圧

凸凹を平らに均して調整し、その上にアスファルト舗装もしくはレンガなどを敷きます。
不陸整正

レンガ敷並べ

帯広市 K様邸

この基礎部分に本州地方より凍結の厳しい地域は凍上を抑制するより深めの路盤が必要になってきますが、
価格にも反映されますのでここはトレードオフになります。
理屈では凍らないところまで掘り下げて、路盤を改良すればいいことになりますが、前述のようにこちらでは約1.2mほどの路盤を構築しますとかなりの金額になり、
外構にそこまでコスト配分しますか?ということにもなり状況によりけりとなっています。
こちらでは40~60cmくらいの路盤が多いと思います。
しかし、より深くいれたとて、この凍害に関しては中々一筋縄でいかない部分で凍害が如何ほどになるかは予測が非常に難しいところでもあり、悩ましいところでもありますので、
しっかり業者さんと打ち合わせをし、その土地の特性を十分理解して外構をするといいと思います。

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