古くから造園の技法に「水穴」というものがあります。
これは樹木の根鉢に雨水や灌水作業の水が地中深くに浸透しやすくするための装置。
古い文献を参考に芝庭の中に植栽したモミジに新鮮な水分補給をとのことと意匠的に設置。

近景

文献では3枚の瓦を組み合わせたのみでしたが、そこに白玉砂利を敷いてみました。
元々このお庭の地盤は非常に硬い地盤で水はけがあまりよくなかったのと乾燥気味の土壌でしたので、樹木周りは土の入れ替えをし更に水穴を施して
灌水作業の効率を高めました。

遠景

公園の様に広い敷地に大きなヤマモミジが良くマッチします。
旧き伝統技法を現代の庭にアップデート
温故知新の精神でこれからも邁進いたします。