造園の業界でドローンを使ってみる 1
空撮でドローンが台頭する昨今、建設や土木の現場でも大いに活用されております。
国交省でもi-Construction(建設現場の生産性向上を目指し、建設工事における測量、設計・施工計画、施工、検査の一連の工程において3次元データなどを活用すること)を推進しておりますし、建設業の人材不足を相まって今後ますますドローンなどの利活用が高まっていくことは必至であると思います。
弊社も平成27年の公共工事(公園)で空撮、眺望撮影をしました。
公園内園路の造成が一目瞭然でわかりますよね。
近隣公園など面積の広い場所での着工前、完了写真の俯瞰写真では以前はセスナなどの空撮で高額でしたが、最近はドローンでの空撮も選択肢の一つとなり、コストパフォーマンスもよく今後ますます使用されることと思います。
ドローン市場も爆発的に伸びコンシューマー向けにも大いに浸透して今や家電量販店やおもちゃ屋さんでも扱うトイドローンなどを含めますと相当な機種もありビギナーですとどれからはじめたらよいか迷うところです。
また、使用に関しても、どこでも飛ばしても良いわけではなく平成27年4月、ドローンが首相官邸に落下するという事故が発生しまして、当時は沢山報道されたので、覚えている方も多いと思います。
そして、この事件を一つの契機とし、日本におけるドローンの法整備は急速に進められ、同年12月10日には改正航空法が成立しました。
これにより住宅密集地などでのドローンの飛行は国交省の許可・承認が必要になりました。(機体重量200g未満のものを除く)
次回は改正航空法などをふまえ造園業界におけるドローンの活用を掲載したいと思います。